2016出雲路センチュリーライド実施報告書
1.開催趣旨
自転車というツールを活かし、今話題のスピリチュアルアリアである出雲地方の雄大なコースで、参加者同志はもとより、地
域住民や自転車振興を手掛ける当NPOとの交流を図り、延いては地域振興とスポーツ振興に貢献する。
また、出雲地方は「縁結び」の地であることから、参加者同士の継続した交流とコミュニケーションの場として、サイクリング
の機会を提供する事も併せて実施する。
宍道湖・中海・日本海を周回する、全国でも珍しいサイクルイベントとして全国から参加者が集う。
2.開催概要
大会名 :2016出雲路センチュリーライド
開催日時:2016年9月18日(日)出発時間 7:30 最終時間 18:00
開催場所:島根県松江市、出雲市、雲南市
コース :160km 周回コース
参加費 :7,500円
参加資格:健康な方で、規定時間内での完走が可能な方。
(ただし16歳未満の未成年者は、成年の伴走を義務付けます)
大会公式ホームページ:http://www.plusvalue.co.jp/onedayrun/
備 考 :今年度は一切の補助金を活用していません。
3.開催内容
今年度の出雲路センチュリーライドは、11時頃から想定外の豪雨に襲われ、その結果、第3エイド以降の走行を中止するとい
う判断を下しました。これは、大会開催11年間で初めての事です。NPO法人サイクリストビューとしては、初めての決断で
した。前日夜の豪雨は深夜1時過ぎに止み、そこからスタートの7時半までは、雨が降らずスタート時には路面が乾いてい
て、天気予報は雨にもかかわらず、参加総数723名中524名の皆さんが集まっていただきました。
スタート後、第1エイドまでの落車が1件あった以外は何の問題もなく進行していて、第2エイドから早々のリタイア者数名を
を乗せて、スタート地点に移動中の「忌部」あたり、時間は11時半ごろからもの凄い雨になりました。YAHOOアプリの「災害
予報」で雲南市が1時間41mmというゲリラ豪雨予報が出たので、直ち
に第3エイド以降の走行中止を決定し、参加者に第3エイドで通知。
中止といっても、第3エイド迄の90キロを走行されていて、まだまだ自
走で走行可能な参加者を、コース外の一般道にて自走での帰路を誘導
する。
大会を運営する団体として、やはり「安全」に大会を終えるという大前提を
最優先させました。結果として、豪雨後は事故も怪我もなく、皆さんが
ゴールできたことが非常に良くできたと思います。
中止を決めてから、後半部分の立哨誘導員を解散させ、準備中の第5エイ
ド、準備中の第4エイドの補給食をゴール地点に移動して、参加者に振る
舞う。特に、第4エイドの補給をお願いしていた出店者には、販売車でゴールに移動してもらい、出来立てのそうめんを
皆さんに振舞ってもらったりと、参加者のみならず、大会を支える全ての皆さんに最速で納得いただける対処をして終了
となった。初めての事態でしたが、判断早く、運営スタッフ全員で迅速に対応できた事に、満足感があります。
4.大会リザルト
参加申し込み723名(前年対比94.5%) 県外比率:71.4%  当日出走者数:564名 
参加人数は過去2番目となったが、昨年度の経験を生かし、中止までは問題なく運営ができた。
5.都道府県別参加状況
□北海道・東北地方  0名       合計 0名
□関東地方 東京都 10名 神奈川県 4名 千葉県 8名 茨城県 3名 栃木県2名 埼玉県 3名       群馬県 1名 合計 31名
 
□中部地方 新潟県 1名 石川県 2名、福井県 1名 長野県 1名岐阜県 1名 静岡県 1名 愛知県 6名 合計 13名
□近畿地方 大阪府 46名 京都府 18名 兵庫県 47名 奈良県 1名 三重県 7名 滋賀県 7名 和歌山 3名 合計 128名

□四国地方 徳島県 2名 香川県 4名 愛媛県 18名 高知県 3名 

合計 27名
□中国地方 鳥取県 57名 島根県 207名 岡山県 62名 広島県 101名 山口県 53名 合計 480 名
□九州地方 福岡県 34名 長崎県 1名 宮崎県 2名鹿児島県 5名沖縄県 2名
合計 44 名
6.事業の評価について
大会終了後、NPO法人サイクリストビューと開催地域関係者、協力スタッフ等で事後評価を行いました。
11回目にして初めてで、過去全ての大会でも経験のなかった途中での中止は結果として参加者から多くの評価をいただく。
無理に最後まで運営していたら、寒さや疲労などによって事故や大怪我が起きていたに違いない。

スタッフ及び地元の参加者の皆さんの協力もあって、コース外での帰路になりましたが、大きなトラブルはなく、1件の苦情が

あっただけであった。但し、苦情の内容は、急なコース変更によって一般道に参加者は大挙して走行した事によって、一部の箇
の所で車両通行を妨げるような印象を与えてしまった為であり、このような事態でも、苦情のでない走行を促す必要を感じた。
来年はAS運営、立哨スタッフをより指導し充実しつつ、地元住民の皆さんに応援していただけるよう、そして、もっと地域

振興に寄与できるような改善と工夫が必要であると感じました。
7.大会の様子  
2015年大会の実施報告書はこちらからご覧ください
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