石見グランフォンド2014実施報告書
1.開催趣旨
自転車というツールを活かし、島根県石見路広域の財産である「道」と雄大な「自然」、コース上で声援する人々暖かさに触れ
地域住民と全国からお越しになる参加者との交流を図り、地域の振興に貢献する事業。
旧石見ライドから石見 グランフォンド に代わり、通算9回目となる2014年の大会は、快晴のもと、地域と効果的に連携しつつ
石見らしさ溢れる大会となりました。例年通り1日往還型スタイルでの開催し、スタート・ゴールは大田市の久手海水浴場。
2.開催概要
大会名 :石見グランフォンド2014
開催日時:2014年5月11日(日)AM7:30〜PM6:30(11時間)
開催場所:島根県大田市・江津市・浜田市・邑南町・美郷町・川本町
コース :200キロ/ 190キロ/ 140キロ コース選択はコース上にて行う
参加費 :8.500円(昼食・補給食・保険料込)
参加資格:健康な人(16歳未満の未成年者および障害者は、成年の伴走が義務。)
大会公式ホームページ:http://www.plusvalue.co.jp/iwamiride/
備 考 :本年は補助金は一切なし。
3.開催内容
毎年同様、今回もグランフォンド からイメージされる険しい峠道の連続は、「200キロ・190キロ」コースでは変わらす設定
しており、200キロコースは、累積標高は 3.000mオーバーではあるものの、昨年度よりはマイルドなコースに設定。
しかし、昨年度発生した大規模自然災害による復旧工事が間に合わない箇所があり、直前でコースを修正しての開催となった。
一方、140キロのコースは、例年をほぼ踏襲して、前半部分からロングコースとは離れ、あくまでも初心者・中級者に向けた
サイクリンググコースとして設定。コースの選択は事前に申請するのではなく、走りながら選択することが可能。
前年よりも、17名減少し、576名という参加人数となった今回の大会ではあったが、本年も見事な快晴となり、走行にベスト
なコンディションとなる。ブリーフィングタイムには竹腰市長、地元県議・市議会議員・商工会議所の皆様も応援に駆けつけて
頂き、参加者に向けて熱いエールを送っていただいた。定刻に、久手観光開発協会による演出の元、賑やかなスタートになる。
スタート後、第1エイドステーション、第2エイドステーションと快調なペースで進行していものの、第2エイドまでの区間に
おいて落車事故が発生。救急車での対応となり近隣の病院への搬送となるも、診察後退院となり、本部へと搬送する。
第4エイドステーション以降は、大きな事故はなく、多くの参加者がロング
コースを選択され、結果、200キロ完走数は230名越えとなった。
※急遽変更したロングコースが7キロほど200キロに足らなかった。
例年以上に、出発時は地元経済界や住民の皆様の応援があり、おもてなしと
しては、大会だけでなく、食や宿泊でも存分に石見を満喫いただけた。
8回目となり、完全に地元に密着してきた大会となった事が実感できる
内容となってきて、走行中の声援も例年以上の暖かみ感じた。
なってきて、走行中の声援も例年通りであった。
結果、落車対応以降は、救急搬送等もなく、予定通り大会は終了した。自治体、経済団体、久手地区の皆様が事前に協議され
当日ゴール時には、石見神楽の上演やそうめん提供、物販など、地域らしさ溢れるおもてなしを企画実行いただきました。
エイドステーションの補給食に関して一部で不具合があり、今後は、自治体経由での依頼を止め、直接交渉すべきと強く感じた。
4.大会リザルト
大会参加者 576名(前年対比97%) 県外比率70.6% 当日実走者 523名 欠席者53名
200キロ完走者 236名  180キロ完走者 92名 140キロ完走者 165名 リタイヤ又はコース変更走者 30名
5.都道府県別参加状況
 
□東北北海道 今回は参加者なし 合計 0名
□関東地方  東京都 5名 埼玉県 1名 神奈川県 4名         合計 10名
□中部地方  愛知県 2名 福井県 1名 合計 3名
□近畿地方  大阪府 14名 京都府 7名 滋賀県 13名 奈良県 3名 兵庫県19名 三重県 1名 合計 57名
□中国地方  島根県 169名 広島県 194名 岡山県 51名 鳥取県 30名 山口県37名 合計 481名
□四国地方  香川県 2名 愛媛県 6名 合計 8名
□九州地方  福岡県13名 長崎県 1名 熊本県 2名 大分県1名 合計 17名
県外比率70.6%  合計 576名
6.事業の評価について
大会終了後、NPO法人サイクリストビュー及び、開催地域の久手地区の関係者及び、大田市の観光担当者を交えて事後評価を
行った。昨年同様、久手地区の皆様企画「石見神楽上演」と、前日夜の大田市の料飲組合さんのおもてなし等もあり、地域を
あげて大会を盛り上げていこうする機運がますます高まっている事が実感できるものであった。
来年は10回大会であり、より一層久手地区の皆様、大田市、経済団体と効果的な連携を図りながら、より多くの参加者を集め
て、満足度の高い大会として盛り上げていくことが相互に確認された。
7.大会の様子 (詳細はこちら!)
写真提供:オールスポーツコミュニティ
2013年大会の実施報告書はこちらからご覧ください
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