石見グランフォンド2011実施報告書
1.開催趣旨
自転車というツールを活かし、島根県石見路広域の財産である「道」と雄大な「自然」、コース上で声援する人々暖かさに触れ
地域住民と全国からお越しになる参加者との交流を図り、地域の振興に貢献する事業。
旧石見ライドから石見 グランフォンド に代わり、通算6回目となる2011年の大会は、昨年同様1日往還型スタイルでの開催
となりました。スタート・ゴールは大田市の久手海水浴場。
2.開催概要
大会名 :石見グランフォンド2011
開催日時:2011年5月8日(日)AM7:30〜PM6:30(11時間)
開催場所:島根県大田市・江津市・浜田市・邑南町・美郷町・川本町
コース :200キロ/ 190キロ/ 140キロ コース選択はコース上にて行う
参加費 :8.000円(昼食・補給食・保険料込)
参加資格:健康な人(16歳未満の未成年者および障害者は、成年の伴走が義務。)
大会公式ホームページ:
http://www.plusvalue.co.jp/iwamiride/
備 考 :平成23年度財団法人JKA公益振興補助事業(詳細は
こちら
)
3.開催内容
昨年同様、今回もグランフォンド からイメージされる険しい峠道の連続は、「200キロ・190キロ」コースでは変わらす設定
しており、累積標高は 3.300mオーバーという西日本屈指のハイレベルなコースレイアウトに設定。
200キロ完走を目指しても、制限時間に間に合わなければ足切りとなり、自動的に190キロ・140キロに迂回していただく事
になります。一方、140キロのコースは、前半部分からロングコースとは離れ、あくまでも初心者・中級者に向けたサイクリ
ングコースとして設定。コースの選択は事前に申請するのではなく、走りながら選択することが可能としました。
前年よりも、79名増加し、563名という過去最高の参加人数となった今回の大会は、受付からスタート後、第2エイドステー
ションまでは霧雨の中の走行になったものの、その後は快晴になった。
参加者のペースは、第2エイドステーション以降、上向きになったものの
湿度が高い中、路面の濡れにも気を遣いながらの走行であり、神経を使
う走行を余儀なくされる箇所もありました。
第4エイドステーション以降は、大きな落車も少なく、多くの方がロング
コースを選択され、結果、200キロ完走数は過去最高となった。
(
※制限時間切れの190キロ完走数も同じく過去最高)
沿道には多くの地元住民の皆様の声援が溢れ、出発点である久手地区で
は、運営に参画する動きも生まれ、地域が一体となった大会へと発展さ
せようとする、地域住民の機運が醸成されてきている。
4.大会リザルト
参加人数 563名 前年対比116.3% 出走数521名 欠席42名
200キロ完走者 220名 190キロ完走者 116名 140キロ完走者 127名 リタイヤ又はコース変更走者 58名
5.都道府県別参加状況
□関東地方 東京都 13名 埼玉県 1名 神奈川県 5名 千葉県 1名 茨城県 1名
合計 21名
□中部地方 静岡県 2名 三重県 2名 愛知県 4名 岐阜県 1名 富山県 1名 福井県 8名
合計 18名
□近畿地方 大阪府 47名 京都府 11名 滋賀県 10名 奈良県 2名 兵庫県 28名 和歌山県 1名
合計 99名
□中国地方 島根県 138名 広島県 170名 岡山県 32名 鳥取県 25名 山口県 19名
合計 384名
□四国地方 香川県 4名 徳島県 9名 愛媛県 8名
合計 21名
□九州地方 福岡県 15名 長崎県 2名 大分県 1名 宮崎県 1名 熊本県 1名
合計 20名
県外比率75.4% (年度当初の目標数値75%より+0.4%)
6.事業の評価について
大会終了後、NPO法人サイクリストビュー及び、開催地域の久手地区の関係者及び、大田市の観光担当者を交えて事後評価を
行った。今回は、スタート地点の久手地区の住民の積極的な参画と、大田市のおもてなし調査もあり、その結果も考査する。
大会全体の印象は、年々増加する参加者、特に県外参加者に対する評価が高く、交流人口の増加を期待する開催地域の期待に叶
う事業として、地域としても発展させていく方向性が確認された。
一方、運営面においては、コースの安全性が問われる箇所があり、その部分に関する改善の指摘を受ける。
7.大会の様子
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