飯南ヒルクライム2018実施報告書
1.開催趣旨
島根県飯石郡飯南町は、通行量の少ない道路に恵まれ、サイクリングに最適なコースを有し、サイクリングイベントの中でも
勾配のきつい坂道をロードタイプバイクで登る“ヒルクライム”に適した地区である。
本事業は、自転車競技大会をイベントとして行うだけでなく、行政、民間、地元住民が一体になり、参加者に飯南町をPRす
ることによって、サイクリストの継続したリピートに繋がり、結果的に将来的な地域振興の素材となり、街づくりの一端とし
て実施するものである。
2.開催概要
大会名 :飯南ヒルクライム2018
開催日時:2018年7月22日(日)7:30〜12:00
開催場所:島根県飯石郡飯南町佐見・宇山
コース :全長13km 標高差600m ゴール後パレード走行有り
参加費 :一般5.500円 中高生3.000円
参加資格:健康な人、サイクルスポーツと自然を愛する人
大会公式ホームページ:http://www.plusvalue.co.jp/iinanhillclimb/
備 考 :本年は助成事業を一切受けておりません。
3.開催内容
コースは全長13km、標高差600mではあるが、前半に激しいアップダウンがあるため、トータル標高差は700m以上のコー
ス。前半の起伏の激しい二車線路、中盤の森林浴を楽しめる谷沿いの道、そして後半の険しい道とパノラマ絶景が、参加者を
心から魅了します。11回の大会全てを同じコースを使用して大会を開催しています。
本事業は、自転車競技大会をイベントとして行うだけでなく、行政、民間、地元住民が一体になり、参加者に飯南町の良さをP
Rすることによって、飯南町へのサイクリストが継続して来訪する事に繋げるものです。

今回の第12回大会は、参加人数が定員280名、県外比率も83.21%となり今年も最高の盛り上がりとなった。

当日は快晴の夏空の下、涼しく良好なコンディションとなった。
定刻通りにスタートし、全員が10時までにゴールしました。ゴールで
は地元ライオンズクラブの御好意で、地元産のメロンやトマトを振る舞
う。下山すると、今回で4回目となるパレード走行を、頓原地区の「し
め縄ご利益街道」にて実施。地域住民が沿道に並び、温かく選手に声援
を送る素晴らしい光景があった。
メイン会場移動後、11時15分頃から飯南高校生の司会による表彰式を
開催。大会名物の景品争奪ジャンケン大会は大いに盛り上がり、12時
には全日程を終了しました。
大会を通じた地域振興は県外が8割強という参加者数によって今年も成果をあげた。
 
4.大会リザルト
参加人数280名(前年対比91.2%) 県外比率83.21% 
 
5.都道府県別参加状況
□関東地方 千葉県1名        合計 1名
□北陸地方 0名     合計 0名
□近畿地方 大阪府 5名 京都府 2名 兵庫県5名 滋賀県1名 奈良県1名 合計 141名
□中国地方 島根県 47名 広島県122名 岡山県 39名 鳥取県 23名 山口県 23名 合計 254名
□四国地方 香川県 4名 徳島県1名 愛媛県 3名 合計 8名
□九州地方 福岡県 3名 合計 3名
                    
6.事業の評価について
大会終了後、大会結果報告とお礼で関係各者を廻り、事後評価を行った。
参加者数は今年は定員の300名を下回ったが。大会も12回目になり、中国地方を中心とした地域からの参加者が
大多数を占め、リピーターの増加と共に、夏のヒルクライムといえば「飯南」が定着してきた。
「しめ縄ご利益街道」を走りぬけるパレード走行も認知されてきて、ますます地域に密着した大会へと成長している。
食を満喫いただく企画など、地域を盛り上げる企画が自治体の方々と連携しながら実施し、大いなる成果を上げた。
今大会は熱中症や怪我でのリタイヤがなく、安全且つ快適な大会運営ができたと感じている。

7.大会の様子 
  2017年大会の実施報告書はこちらからご覧ください
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