雲南サイクルチャレンジ2011実施報告書
1.開催趣旨
島根県雲南市の自然豊かな地形を活用して、2日間に渡り、自転車レースとサイクリングイベントを行う。
1日目は、島根県雲南市尾原ダムサイクリングコース内に特設コースを設定し、MTBの耐久レースを実施。
2日目は、雲南市全域を使用した、全国でも珍しい本格的なグルメフォンド(食べ歩きのサイクリング)を開催。
これらによって、当地の景観、文化遺跡のPRや、自転車振興、交流人口の増加のみならず、地域の最大の魅力である「食」
の魅力を体感していただき、来訪を促していくものである。
2.開催概要
大会名 :雲南サイクルチャレンジ2011
開催日時:2011年10月29日(土)30日(日)
開催場所:29日(土)雲南市・奥出雲町さくらおろち湖特設コース
    :30日(日)雲南市内一般道路 約60キロ
参加費 :29日は3,000円 30日は5,000円
参加資格:健康な人、サイクルスポーツと自然を愛する人
大会公式ホームページ:http://www.plusvalue.co.jp/unnan/
備 考 :平成23年度財団法人JKA公益振興補助事業(詳細はこちら
3.開催内容
大会1日目は、さくらおろち湖特設コースにて、MTB2時間耐久レースを開催する。
今回ソロエントリーが9名、ペアエントリーが6名3組でのスタートとなる。13時より定刻通りのスタートとなった。
今回、さくらおろち湖特設コースを初めて使用するものであったが、特に大きなトラブルもなく、参加者は順調に周回を重ねて
いき、定刻で大会は終了となった。途中、タイヤパンクの為、パンク修理スタッフのサポートを受けた参加者もあったが、皆元
気にゴールとなった。リタイヤもなく、参加者の笑い声、応援者の声援が大会を盛り上げてくれた。
大会のリザルトに関しては(こちら)。
大会2日目は、今年で3回目となるグルメフォンドサイクリングを実施。
小雨が降る天候ながらも、定刻通りのスタートで、順調にコースを進む
六重地区での最初のエイドステーションから、地元の食が満載であり、
続く、第2エイドステーション「たまごかけごはんシンポジウム」会場
お腹いっぱい、たまごかけごはんを食べて満悦な表情の参加者が多数。
会場内のイベントやその他の出店の賑わいを楽しんだ後、復路となる。
復路では、菅谷たたら跡で、しばし休憩、観光をして雲南の楽しみつつ
一路、参加者全員でゴールを目指した。
ゴールでは、奥出雲葡萄園のグルメバイキングがあり、最後まで雲南の
食の魅力を満喫できたイベントとなった。小雨による体温低下の懸念があったものの、大きなトラブルもなく終了した。
4.大会リザルト
参加申し込み69名(2日間計)  前年対比98.6%  出走59名(2日間計)
 ※前年対比で減少数は1名にとどまった。
5.都道府県別参加状況
□近畿地方 大阪府2名 兵庫県3名       合計 5名
□中国地方 島根県28名 広島県17名 鳥取県14名 山口県5名 合計 64名
県外比率75.4% 
6.事業の評価について
大会終了後、関係各者と事後評価を行った。
参加者数は、昨年度どほぼ同数であり、耐久レースに関しては、微増ではあった。
大会を通じて、雲南市のPRには大いに貢献できているものの、参加者数が奮わず、事業としては採算が合わない。
たまごかけシンポジウム会場や、六重地区のエイドステーションなどは、年々地元の方々の対応が良くなっている。
県外参加者の比率は、昨年度よりも多くなり、交流人口の増加を目指す意味では効果があった。
グルメフォンドで使用するコースが、大会イメージよりも起伏が多く、初心者には厳しいとの声があった。
グルメフォンドは小雨での開催であり、復路で転倒し、ケガをされる方がいた。走行時の管理徹底を図る必要がある。

7.大会の様子
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